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ゴルフの本 大人向け

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    絵本のサンプル

     

     




    一郎
    ゴルフ・プレー

    あなたに贈るお話の本

     
     

    ニコラス・グリーンジャケット作
    あき よしこ訳
    ステファン・マックケルウェイ画

     

     




    これは、比類なきゴルファー

    鈴木 一郎のために

    特別に書かれた本です。

     

    2015

     

     

     

    ゴルフは18世紀の初めにスコットランドで
    生まれた競技であることは、よく知られています。
    ささやかに始まったこの競技は、その後
    世界中に広まり、今や人気スポーツとなっています。
    ボビー・ジョーンズのような、
    伝説的なスタープレーヤーも生まれました。
    そして日本でも、国内のツアーにあきたらず、
    海外のメジャー大会を目指すプロが
    増えています。
    ゴルフは世界中で、さまざまな形で
    プレーされているのです。
    一郎くん流ゴルフもそのうちのひとつです。

     

    一郎くん
    ゆかいな仲間たちと、
    お気に入りの三好カントリー倶楽部
    よくでかけます。
    ここで安全なのは、
    フェアウェイの真ん中だけ。
    そのほかの場所では、
    虫も木も鳥もモグラでさえ みんな死の危険に
    さらされてしまうのです!

     

    他人のうわさとは裏腹に、
    一郎くんはケチるということがありません。
    子供の教育費、家のローンなど
    あまりたいしたことのないところに
    少し細かいところがあるかもしれませんが・・・・・・
    ゴルフのこととなると話は違います。

     

    一郎くん以前、
    「ゴルフは勝つためにする競技だ」と教わりました。
    それ依頼、いつも賭けて
    プレーすることにしています。
    スウィングは
    チャーシューメンのリズムで打つことや
    ゴルフボールはけっして水には浮かないことなども、
    一郎くん何年もかけて、体得したのです。

     

     

    一郎くんの生活の中で
    ゴルフがいちばん大事というわけではありません。
    彼は何を優先させるべきか、
    物事のバランスをどうとるかを心得ています。
    かつて一郎くんが
    嵐の中で全コースを回ったという事実はありません。
    彼が17ホール回ったところで、
    ゴルフ場がクローズになってしまっただけなのです。

     

     

    ゴルファーは誰でも、パーフェクト・ラウンドを
    夢見ています。
    ティーグラウンドから
    フェアウェイの真ん中に飛ばし、
    グリーンをねらって正確に打ち、
    パットはカップの中心へ・・・・・・
    こんなシンプルで謙虚なものです。
    自分の年齢だけ打つことを、
    究極の目標にしている人もいます。
    一郎くん35を打つのはたやすいことです。
    問題は、最初の数ホールでその目的が
    達成できてしまうことなのです。

     

     

    ゴルフの名手といわれる人は、
    いかなる場合にも、各種のショットで対応できます。
    たとえば、フェード、ドロー、パンチ・ショット、
    ランニング・アプローチ、というように。
    一郎くん多彩なショット・・・・例えば
    チョロ、テンプラ、ドスライス、ドフック、などを繰り出します。
    彼の持つ最高のショットは、
    ゆかいな仲間たち命名の
    ”まぼろしの一撃”です。

     

     

    以前、ゴルフにハンディキャップ・システムが
    導入されました。
    これはゴルフの腕前に差がある人同士でも
    一緒に競えるように考えられたものです。
    プレー最後の20ラウンドのうち
    成績のよい10ラウンドをとり、
    その人のハンディを計算するのです。
    一郎くんにとって
    このシステムは大きな欠点があります。
    彼は数える価値のある10ラウンドを
    回ったことがないのです!?

     

     

    一郎くんゴルフをする理由のひとつは、
    運動のためです。
    ほかの運動はどれも 一郎くんには不向きでした。
    泳ごうとすれば体が浮かず、
    テニスをやればネットにボールの行く手を阻まれ、
    さっさと切り上げたのは、よかったのですが、
    彼はホトホト疲れてしまいました。
    一郎くんのようにほどよく鍛えられた肉体の持ち主には、
    ゴルフはぴったりの運動だったのです。

     

     
     

    ゴルフのラウンドを回りおえると、
    いつも一郎くん
    ゆかいな仲間たち
    『19番ホール』に現れます。
    そこでその日のショットについて話し合ったり、
    次の日程を決めたりするのです。
    おなじみのシーンではありますが、
    一郎くん仲間と
    一杯ひっかけます。
    それから、いかに今日はついていなかったか、
    あそこにバンカーがなかったら、
    あのショットさえうまく打っていればと
    いつものことをあれこれ話し合い
    賭けの借金を、作り笑顔で払います。

     

     

    ゴルフの腕はたいしたことがないのですが、
    一郎くんはときに素晴らしいショットを
    繰り出します。
    以前、ディープ・バンカーから打ったショットが
    奇跡的にチップインしたことは、
    いまだにみんなの語り草になっています。
    手の5番を使ったって、
    あんなショットは打てないですよね!?

     

     

    一郎くん友だちも、
    ゴルフも大好きだからこそ、プレーするのです。
    みんなで出かけて、自然の中で
    緊張から解放されるチャンスでもあります。
    一郎くん
    こんなことを言ったことがありました。
    「ゴルフボールを打つたびに、
    ストレスが解消されてゆくんだよ」
    事実、ゴルフをするたびに、
    本当にたくさんのストレスが解消されるのです。

     

     

    一郎くんはいつか
    自分のゴルフの本を書くことを夢見ています。
    『3歩前進2歩後退- 郎くんゴルフ人生辛抱だ』

    『ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係- 一郎くん著』

    『 一郎くん19番ホールの楽しみ方』

     

     

     

    一郎くん何年間も
    自分のゴルフに挫折感を味わってきたにも関わらず、
    いまだにゴルフを続けている、
    その根性は見上げたものです。
    彼は我を忘れて
    1日中、原野や森林を走り回るのです。
    だからこそ
    賭けに負けたときの支払いが
    きれいなことはさておき、
    一郎くんはかけがえのないゴルフ仲間なのです。

     

     

    ゴルフは、鈴木 一郎にとって
    まさにチャレンジなのです。
    ゆかいな仲間たち一郎くん
    どうしてゴルフをするのか問いかけます。
    その答えは明白です。
    ティーショットがうなりをあげて、飛んでいく瞬間。
    アイアンショットがピンにからんでいく瞬間。
    ロングパットがラインどうりに
    カップに吸い込まれていく瞬間・・・・・
    一郎くんにとってそんなありふれた出来事はともかく、
    ロングホール
    でセカンドショットが
    直接カップインするような
    奇跡の主人公になる為にゴルフを続けているのです。

     

     

     

    鈴木 一郎 様
    自分流ゴルフを楽しんでください。
    スコアが悪いからといって、
    その日を棒にふるようなことがないように。
    ゴルフをボウリングと同じように考えたら
    いいと思います。
    スコアが高いほどいいんだってくらいに・・・・

    2015

    美香より 

     

     

     

    まだまだ100を切る日は遠いですが、
    めげずにがんばってね!

     

    美香より

    2015

     

     

     

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